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2020.06.03 スタッフ日誌

寒河江市*貸家のリノベーション工事 その2

寒河江市*貸家リノベーション工事 1はこちらからご覧ください

前回は解体して柱のみになったところまでお届けしました!
今回は「上げ舞」(あげまい)工事の様子をお届けしたいと思います。
上げ舞と聞いてピンとくる方はどのくらいいらっしゃるでしょうか・・・?
「ひきや」や「引き舞」はもしかしたら聞いたことがある方もいるかもしれません。
曳家(ひきや)は建物を傷つけずに移動させる工事の事をいうのですが、地盤沈下で傾いた建物を修正する際や、嵩を上げて床上・床下浸水を予防したりする際に行います。

今回のリノベーションは築53年の古い建物で、基礎がしっかりしていません。
新しく基礎を作って耐震性を上げるために、もともとある建物を上に持ち上げていく工事が「上げ舞」になります!

こちらは5月29日の様子です。

丁度作業が始まったばかりです。
中央に写っている長い柱は鉄骨になります。
柱しかない状態で非常に傾きやすいので、もともとある木の柱に鉄骨を固定していきます。

こちらは6月3日の様子です。
一気に持ち上げることはできませんので、ジャッキで少しずつ上に上げていきます。

上がったところに木を組んでいき、高さを固定します。

1メートルくらい上がったでしょうか!
土台が見えるようになりました。
白ありに食べられてボロボロになってしまっている部分が・・・
こちらの悪くなった部分は交換していきます!

1枚目の道路から撮った写真と比べると、こんなに上がりました!
めったに見ることができないこちらの上げ舞工事!
とても迫力があります!!

ここから土台の部分の木材の交換や新しく基礎を作る工事が始まります。

工事が進みましたら、またお知らせします!

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